最後にシートで覆う

水分を適度に含ませる

園芸便り

園芸の基本である地力回復には、堆肥を鋤きこむことにより、作物の吸肥力が活性化して
元気に育ちます。当園では毎年自然の落ち葉などを利用し、堆肥作りをして地力回復に努
めています。多少の手間はかかりますが化学肥料に頼らず自然の恵みを利用しましょう。


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落ち葉堆肥作り

林道に行くと道端には沢山落ち葉が堆積している所が有ります。それらを収集してきます。なお収集場所は公道、公園
などで、当たり前ですが個人の土地は許可が必要です。落ち葉はカシ、クヌギ、ナラなどの広葉樹でサクラ、イチョウ、
ケヤキ、ササなどの落ち葉は肥効率が悪く、マツ、スギ、ヒノキなどの針葉樹の落ち葉は腐り難く堆肥に適しません。

収集してきた落ち葉を堆肥枠に詰め込みます。20cmほどに踏み固めたら醗酵鶏糞や米糠、菜種油粕などの窒素補
給物を全面に薄く振りかけ、苦土石灰を薄く溶かした水をジョロで注いで湿らせながら同じ工程を繰り返して行きます。
当園では5層で1mの厚さになると仕込が完了です。その後保温と雨に濡れないようにブルーシートで覆って置きます。

半月に一度切り返しを行うと早く堆肥が完成できますが、労力軽減のため当園ではそのまま1年間放って置きます。
1年後にはほぼ真黒に半熟堆肥化されていて畑に鋤き込むことができます。

道脇には沢山の落ち葉が堆積している

枠型に落ち葉を仕込む

窒素補給物を振りかける

前年に仕込んだ落ち葉

畝の中に仕込んで行く

前年に仕込んだ半熟した落ち葉堆肥を畝に溝を切って埋めていき、更に醗酵鶏糞などを振りかけて埋め戻します。
畝を整えて夏作の準備をしておきます。こうしておくと夏作の果菜類などは適度の保水と有機肥料で元気に育ち、
夏作が終わって畝を耕すと見事に団粒化した土壌に変わり、秋冬の野菜作りに万全な有機栽培が実行できます。

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